効果を上げるDM発送術
DMの効果を高める文章テクニックとは?
2020年10月20日
DM(ダイレクトメール)の役目はお客様からの反応を得ることですが、その効果を高めるのが文章テクニックです。説得力のある文章の作り方や、商品の魅力を伝えるDMにするための文章テクニックをまとめました。
DMの文章に説得力を持たせる構成テクニック
文章の構成は、わかりやすくするのが理想です。DMの場合はさらに、お客様の心を動かすだけの説得力が求められます。
件名とリード文で心をつかむ
まず大事なのは件名。件名次第で、DMの文章が読まれるかどうかが大きく変わります。「お客様の好奇心をかき立たてる」、または「お得であること」が伝わる文言を盛り込むのがポイントです。文章の出だし(リード文)も同様に大事なので、件名とリード文の二段構えでお客様の心をつかみましょう。
プレゼンの構成手法を使う
説得力のある文章構成が、プレゼンテーションでも欠かせないのはご存知でしょうか?プレゼンで用いられる手法は、おもに2つあります。
・SDS法…要約、説明と続けてからまとめる
・PREP法…結論を最初に書いて、理由と具体例を挙げた後にまとめる
DMでも役立つので、ぜひ活かしてください。
お客様をDMの文章に引き込む表現テクニック
DMの文章を通じてお客様に伝えたいこととは何でしょうか?一番は、サービスや商品の魅力です。しかし、いくら魅力のある商品でも、魅力が伝わらないことには興味すら持ってもらえません。
お客様のことを強く意識する
「どういうメッセージを、どういう人に送りたいのか?」という目的意識は、あらゆる文章を作るうえでの基本になります。DMを受け取るお客様になりきって考えてみると、次の2つが見えてくるでしょう。
・どういうテイストの文章にすれば、親しみを持ってもらえるのか?
・どういう情報を提供すれば喜んでもらえるのか?
情報量の多い、具体的な文章を
長すぎる文章も困りものですが、短すぎる文章も好ましくはありません。文章には、お客様の背中を押せるだけの情報量が必要です。商品に関する情報はもちろん、「これなら私でも!」と思わせるようなメリットも盛り込みましょう。商品のマイナス面も伝える両面提示を行いつつ、利用したお客様の声も伝えるようにすると、安心感を与えることができます。
DMのレスポンス率を上げる心理テクニック
DMは私信(個人に宛てた手紙)ではありません。しかし、DMを受け取ったお客様が特別であるかのように思わせるのは、大事なテクニックです。
たとえば、お客様の抱えていそうな悩みを予測して、「○○が無くて、お困りになったことはありませんか?」という一文を加えます。これが当てはまると、「そうそう!」と共感してもらえるでしょう。DMを受け取ったお客様に「私のために」と感じてもらえれば、よい反応が期待できます。
イエスセット話法
お客様が同意できそうな話題を3つ以上並べると、本題にも同意してもらえるというテクニック。「NO!」と思われないような話題を選ばないといけません。
ザイガルニック効果
話を途中で切られると、続きが気になってしまう心理面の現象です。テレビのドラマを見ていて、感じたことがあるのではないでしょうか?続きが気になるような文章を書いて、購入や資料請求へとつなげるために有効なテクニックです。
カリギュラ効果
「否定命令効果」とも言います。ある行為を禁止されると、かえってやりたくなってしまうという心理効果です。『鶴の恩返し』のおじいさん達は、カリギュラ効果で鶴の機織りを覗いてしまいました。この心理テクニックは広告でも広く使われています。
暗黙の前提
世間の常識など、こちらが言わずとも理解してもらっているであろう事柄。コピーライティングでも応用されています。たとえば、イベントの招待状で参加が前提であるかのように話を進めて、参加する意識を持ってもらうなど。
DMのカギを握る、文章の力
DMの文章内容でレスポンス率は変わるため、書き手の力量も影響してきます。書き手に求められるのは、お客様に読んでもらい、さらに行動に移してもらうための工夫です。そのためにも、さまざまな文章テクニックを身につけて、目的によって使い分けましょう。
DM発送代行サービスのジブリックでは、レスポンス率を上げるためのご提案もさせていただきます。お客様のお悩みを解決するサポートも充実しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
著者: ジブリック
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