効果を上げるDM発送術
DM(ダイレクトメール)のデザインを考える
2020年10月20日
DM(ダイレクトメール)のデザインはお客様の第一印象に大きく影響します。DMの開封率や反応を意識しつつ、独自性のある魅力的なDMのデザインを考えていきましょう。
DMの意味とは?
DMとは、販売促進を期待するために商品案内やカタログを送付するもので、有益な情報の提供や会社及び商品のイメージを定着させることを目的としています。
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DMを贈るメリット
DMを送ることには、以下のように多くのメリットがあります。
・お客様とのパーソナルな関係を作り出すことでセールス効果をもたらす。
・会社のイメージ向上やPR効果を期待できる。
・資料請求を促し、多くの見込客を確保する。
DMの効果を上げるカギはデザイン
現在、多くの会社がさまざまな目的でDMを利用していますが、DMも無料で送れるものではないので、1回の送付で効果を出さなくてはなりません。
より効果のあるDMを作成する際に意識したいのが「デザイン性」。DMのデザインは、言葉以上にお客様の心を動かすと考えられています。
反応が良いDMのデザインとは?
DMを評価する上でもっとも重要なのは、開封率です。開封率の高いデザインを目指せば、そのDMにとって相応しいデザインになっていきます。ここからは、効果的なDMのデザインとはどのようなものかみていきましょう。
読みやすいデザイン
1回のDMでより多くのことを的確に伝えることができれば、効率的なDMといえます。しかし、デザイン性の乏しいDMだと、せっかく有益な情報を載せているのに最後まで読んでもらえないことがあります。
お客様が最後まで読むデザインにするには、以下のような方法が挙げられます。
・背景の色を強すぎるものにせず、目に優しいものにする。
・文字ばかりで情報過多な印象を与えることは避ける。
・文字のフォントを考え、硬すぎないようにする。
中身が見える工夫
封筒に手間のかかったデザインを施すことも必要な時はありますが、逆に封筒のデザインをなくし、透明なものを使用することも有効な戦法となります。
中身が見えるようにすることで、開封率を高めることができます。また、同封物にキャッチコピーを書いておくことで、中身を見せるだけでなく、送り手が伝えたいことを端的に伝えることが可能です。
配色を意識する
季節を意識したデザインにすると、開封率が上がる効果があります。季節に合った配色を取り入れるのも、デザインを選ぶ際のポイントのひとつ。夏には爽快感のある寒色系、冬には温かみのある暖色系がおすすめです。
また、業種やアピールしたい商品によって、安さを表す赤や黄色、高級感をもたらす黒や金色など、適した色は異なります。色はデザインの大きなウエイトを占める重要な要素です。配色をマスターして開封率UPにつなげましょう!
>>お客様の印象に残るDMにするための色の決め方とは?
会社らしさ、独自性を大切にする
ただ単にDMで資料請求をするだけ、セールのお知らせをするだけでは意味がありません。
お客様が知って役立つ情報の他に、会社のオリジナリティや強みをさりげなくアピールすることも大切です。会社の印象を上げることで、会社全体の売上げを伸ばすことが期待できます。
【業種別】おすすめのDMデザイン
DMを作成する際には、配色やフォント・中身の見える封筒など、デザイン性が鍵を握ることをご紹介してきました。では、具体的にどんなデザインがお客様を引きつけるのでしょうか?ここからは業種別に、おすすめのデザインをみていきましょう。
1.飲食店
まずは飲食店おすすめのデザインです。飲食店のアピールポイントは、なんといっても「料理の美味しさ」。DMでは、実際に味や匂いを体感できないため、いかに「美味しさ」を伝えられるかがデザインのポイントとなります。
おすすめ料理の画像や季節の食材をチョイス
この「美味しさ」を伝えるために、DMにはお店のおすすめ料理や、季節限定メニューなどをデザインしてみましょう。夏場ではあれば、酸味の効いたドリンクや、甘く冷たいスイーツの画像を載せてみます。
冬場には、身体も温まる鍋料理などがおすすめ。それぞれの季節にあったおすすめメニューで、お客様の「お店で食べたい!」という欲求をくすぐりましょう。
2.美容室
美容室を選ぶ基準として、お店の雰囲気や、店員の親しみやすさがあげられます。DMのデザインを考える際も、この基準がお客様に伝わりやすいと、開封率や来店率のアップにつながります。「初めての美容室」を訪れる際、自分ならどんなことが不安になるかイメージして、デザインを考えてみましょう。
お店の内観や店員の顔写真を載せる
例えば、外から雰囲気が分かりにくい造りのお店なら、内観の写真を載せてみましょう。こうすることで、初めてお店を訪れるお客様の不安感を、軽減してあげることができます。開封箇所をお店のドアの写真にし、『内観を開封して覗いてみましょう!』などと書いておけば、開封率アップにもつながります。
また、店員さんの顔写真が分かると、それだけでもお客様がお店を訪れるハードルはぐっと下がるもの。お店の雰囲気をいかに伝えるかにポイントを絞って、DMのデザインを選びましょう。
>>美容院から発送するDMに最適な例文集をチェック
3.一般企業
一般企業がDMを送付するタイミングは、イベントの案内や、新商品の発売などがあげられます。こうした「伝えたいポイント」を明確にすることが、DMのデザインを考える際も重要です。
アピールポイントをフォントや色で強調する
イベントや新商品をアピールするには、いかにその情報を認知してもらうかが鍵になります。DMをデザインする際は、フォントや色を使って、アピールする情報を強調するよう工夫しましょう。
太いフォントやサイズを意識し、赤などインパクトある色をチョイスします。パッと見た瞬間、視覚的に情報が飛び込んでくるようなデザインを意識してみましょう。
4.化粧品
化粧品の紹介も、DMでは多く取り扱うジャンルのひとつ。ポイントとなるのは、化粧品を使ったときの「使用感」をいかに届けるか。具体的なポイントをみていきましょう。
「こんな風になりたい!」という気持ちをくすぐる
化粧品の主なターゲットとなるのは女性です。女性が化粧品を購入する際は、「もっと綺麗に、可愛く」といった欲求が鍵となります。DMのデザインにも、「こんな風になりたい!」という女性の気持ちをくすぐる工夫が必要です。
口紅のDMであれば、実際にその商品を使用した美しい唇のアップを載せてみましょう。アイメイク商品も、ぱっちりとした仕上がりが売りであれば、モデルの目元写真をアピールします。また、化粧品は清潔感やおしゃれ感を感じられるかもポイント。文字のカラーは、淡いピンクやブルーなどを使って、洗練されたおしゃれな雰囲気を心がけましょう。
DMを作成したら確実な発送を!
DM作成は、お客様の視点に立つことが大切です。目的や業種によって適したデザインは異なるので、困ったときはお客様にはどうすれば開けてもらえるのかを意識して作成しましょう。DMのデザイン作成は業者に頼むことも、無料テンプレートを利用して独自に作成することも可能です。
思い通りのデザインができたら、発送は業者に委託した方がお得です。ジブリックは、低コストでDM発送に必要な作業をすべて代行しています。DM発送をご検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。
著者: ジブリック
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