効果を上げるDM発送術
お客様の印象に残るDMにするための色の決め方
2020年10月20日
印象に残るDM(ダイレクトメール)を作るためには、配色の決め方やバランスが非常に重要です。DMにおける配色の基本的なルールや、ターゲットとなるお客様へ向けた、色選びのポイントをご紹介します。
色の決め方はポイントをおさえて
「色」は人間の心に与える印象や意識へ、非常に大きな影響を与える要素となっています。
DM(ダイレクトメール)の一番の目的は、お客様に商品やサービスのことを理解していただき、購入までつなげること。その購入という目的までたどり着くために、DMに使う色選びもまた重要な役割を担ってきます。
これからご紹介するDMの色選びのポイントをおさえて、手早く効果的な色を選びましょう。
テーマカラー3色に絞り込む
まずはじめに、使用する色を3色に決めてしまいましょう。3色に絞ってしまえば、その都度色について悩む必要もなくなりますし、ごちゃつかずスッキリとした印象に仕上がります。
この3色は「メインカラー」、「サブカラー」、「アクセントカラー」と、それぞれの役割によって使い分けます。メインカラー 70%、サブカラー 25%、アクセントカラー 5% の比率でデザインすると、美しくバランスのとれた配色に仕上がりますので、意識してみましょう。
メインカラー
DMのなかで、最も大きな割合を占める色のことをメインカラーと呼びます。全体のイメージを印象付ける、重要な色になります。
サブカラー
メインカラーに次いで占める割合が大きい色になり、メインカラーを補い、引き立てる役割を持っています。
アクセントカラー
使用される割合は3色のうち最も少なくなりますが、その名の通りアクセントとして使われるので、最も目立つ色になります。DM全体のバランスを引き締めたり、意図的にお客様の目や意識を引く役割を持っています。
ターゲットのお客様に効果的な色選びを
具体的な色の選定についてですが、やみくもに好きな色や流行りの色を選ぶだけでは、十分な効果は得られません。DMによってお客様にどのような印象を与えたいのか?どのようなメッセージを伝えたいのか?を明確にしておきましょう。
「大人」、「カジュアル」、「優しい」、「柔らかい」などから選んだ後に、そのイメージにあった色調を選びます。そうすることによって、よりお客様に訴えかける力をもったDMをつくりだせるでしょう。
イメージにあった色調例を、いくつかご紹介します。
「高級感」「先進的」なイメージなら黒をメインに
黒をメインにした色調は大人の雰囲気や、高級感を演出したい商品のイメージにピッタリです。気品の高い紫や金色をサブカラーに選ぶと、より一層ゴージャスな印象が生まれるでしょう。高級な商品を取り扱う、高級腕時計やジュエリーの販売業者や、化粧品などの業種によく使われます。
「購買意欲」や「行動力」を刺激するには赤系を効果的に
赤色やオレンジ系統の色は行動的な印象を与え、注目を集める色として、スーパーなどの小売業に使われることが多いです。購買意欲を刺激する色としても知られていますので、セール告知のDMには定番の色になっています。
「親しみやすい」雰囲気をつくるなら緑などの自然色を
緑などの自然色には親しみやすさと、穏やかでおちついた印象を与える効果があります。リラックスが必要となる、病院などの医療関係業種でよく使われています。
DMのデザイン作業に集中したい方にはDM代行業者がおすすめ
ポイントをおさえて色を選べば、お客様の印象に残るDMをつくることができます。しかし、DMには色以外にもさまざまなデザイン要素が関わってきます。他の作業に煩わされることなく、DMのデザインに集中したいという方には、DM代行サービスがおすすめです。
DM発送代行のジブリックでは、面倒な発送作業をノンストップでお引き受けいたします。お客様の条件に合わせた最適なDM発送をご提案しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
著者: ジブリック
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