効果を上げるDM発送術
DM(ダイレクトメール)の効果分析の方法を伝授!
2020年10月20日
DM(ダイレクトメール)は、web広告に興味を示さない世代に有効的な広告方法で、特定の顧客層に絞れるメリットがあります。しかし、その効果を分析できなければ、意味がありません。そこで今回は、DMの効果的な分析方法をご紹介します。
お客様との接点をデータベースに
さまざまな改善方法を試しても、根拠となるデータが無ければ、改善ができたかどうかさえ判断できません。そのため、DMの効果分析をする前に、まずはお客様との接点をデータベースにしましょう。
顧客単位でデータを作り、レスポンスの履歴や購入の履歴を管理すれば、DMの効果分析に役立ちます。データを作った後は、現状を分析して、「効果が出ている」、「出てない」という判断材料を作りましょう。
データの管理・更新
受け取りを拒否しているお客様のデータを計測していても、意味がありません。データを管理する際は、意味のあるデータを計測するようにしましょう。
また、DMの送り先のお客様が引越しをするケースもあるので、着実に送るためにも住所や連絡先なども小まめに更新しておきましょう。
DMの効果を測定するには?
DMの効果を分析するためには、数値化するのがおすすめです。顧客獲得単価(CPA)と反応率を用いて、DMの効果を分析してみましょう。
CPAで原因分析
CPAとは、「1件の成約を獲得するのにどれほどのコストが掛ったか」を表す数値になります。
CPAが当初設定していた数値よりも高くなれば、1件の成約に対して予想以上のコストがかかっていることとなり、改善の必要です。予想とのずれが生じた分、原因を究明して改善案としての仮説を立て、当初の目標通りの数値を目指していきましょう。
ちなみに、CPAは低すぎてもいけません。例えば5,000円に設定したはずのCPAが、実際には3,000円になったとします。この場合、一見すると非常にパフォーマンスの高い効果を出していると思われるかもしれません。しかし、これは特定の顧客層に絞りすぎて、機会損失を招いている可能性があるので、さらに成約数を伸ばせるはずなのです。
反応率の計測
DMに対する反応が高いと、実際にCPAの結果が悪くとも、大きく改善できる見込みがあります。どんなに頑張ってもCPAが改善されない場合、「そもそも顧客が反応をしてくれているのか」という、根本的な問題に立ち返る必要があります。
そのためにも、DMの反応率を計測し、分析に役立てましょう。
DMの分析をしながらコストを削減
定期的にDMを送る場合、反応率やCPAの計測は必須と言えます。結果を分析し、コストと成果のバランスを考えながら、より結果につながるDMに改善していきましょう。
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著者: ジブリック
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