効果を上げるDM発送術
開封率の高いDMの作り方
2020年10月20日
お客様に読んでもらえるDMの作り方をご存知ですか?DMは送付するだけではなく、開封してもらわなければ意味がありません。今回は、開封率を高めるDMの作り方をご紹介します。
数字でみるDM開封率の実態
作り方を知る前に、まずはDMの開封率について、数字の面からみていきましょう。DMに関する調査などをおこなっている日本ダイレクトメール協会の調査によると、DMの開封率は次のようになっています。(※DMメディア実態調査2015より)
【自分宛てのDM】…80.9%
【自分・家族宛てのDM】…59.7%
自分宛てのDMを受け取った場合、開封率は80.9%と高い割合となっています。しかし、家族宛てや、特定の宛名がないDMでは、開封率は59.7%にまで低下。10人中4人は開封しないという結果が出ています。
効果のあるDMを作りましょう!
DMを発行する際に、もっとも気を付けることは「費用対効果」です。DM作成・発送には時間や費用など、コストがかかります。そのため、費用対効果の高いDMを作らなければ、無駄な出費となってしまいます。ご紹介した数字にあるように、特定の宛名がないDMでも、「開封してもらう」ための工夫するようにしましょう!
開封率の高いDMを作るには!?
では、具体的にどのような工夫が必要なのでしょうか?送付したDMがお客様に見てもらえずに、捨てられてしまうケースは少なくありません。お客様がDMを読むか、捨てるかを判断する時間は、わずか数秒といわれています。
一瞬の判断でDMの価値が決まってしまうのです。まずはDMの中身からではなく、封筒を工夫することで開封率を上げてみましょう!
>>効果が上がるDMのポイントをチェック
1.開封しやすい工夫
お客様がDMに興味をもって開けようとしても、開けにくい作りになっていたら開封をあきらめてしまうかもしれません。はさみを使わなければ開けられない封筒は、お客様に嫌がられることが多いので、ミシン目細工を利用して開封しやすくする工夫が重要です。「まずは開けてみよう」と思えるような、封筒作りを心掛けましょう。
デザインを工夫して「開封したい!」をくすぐる
開封面に遊び心のあるデザインを加えるのも、開封率アップにつながります。開封箇所にドアの取手や、窓のイラストを載せてみるのもおもしろいアイデアです。「飛び出す絵本」のように、開封箇所に仕掛けを作ってみるのも、お客様の関心を集めてくれるでしょう。
2.メッセージを載せる
ただ会社名や住所しか書いていないような封筒には、誰も魅力を感じません。開封したくなるメッセージを見やすい位置に載せることで、お客様の心を動かしましょう。また、封筒と言えば紙素材を思い浮かべるかもしれませんが、OPP素材の封筒もオススメです。
OPP封筒は両面が透明になっていて、中身が外から見えるため、安心して開封してもらえるでしょう。また、印刷コストも安く、雨に強いという特徴もあるので、使ってみる価値は大いにあります。
手書きのメッセージでロイヤリティを高める
手書きでメッセージを書いてみるのも、DMの魅力を高めるのにおすすめです。とくに宛名部分は、DMのなかでも真っ先に目に飛び込んでくる部分。「わざわざ自分の名前を書いてくれた」という気持ちをもってもらうことで、お客様のロイヤリティを高めることができます。
季節にあわせたメッセージや、来店への感謝を伝える一言を添えるだけでも、お客様へのアピール効果を引きだせます。
3.立体的なものを同封する
紙だけを入れた薄い封筒では、中身を確認する魅力を感じてもらえず、開封前に捨てられしまうことがあります。しかし、小物を入れて封筒を立体的にすれば、お客様に興味を持ってもらえるでしょう。
小物を同封すると、プレゼントが入っていると思わせ、他のDMとは別に開封してもらえるので、印象にも残りやすくなります。少々費用はかかりますが、DMが無駄に捨てられてしまうよりも費用対効果が期待できる作戦です。
割引クーポンやメンバーズカードを活用する
お店で使える割引クーポンや、DMを開封した方限定のメンバーズカードなども、開封率をあげるのに効果的です。その際、クーポンやカードはやや厚めのサイズにすることで、立体感を出すことができます。あわせてDMの表紙に、特典が同封されていることをアピールしておくと、さらなる開封率アップにつながるでしょう。
4.手間がかかっていることを伝える
封筒の表面を華やかなデザインにしたり、切手を二枚に分けて貼ったりすると、他のDMと区別し、特別視してもらえる可能性があがります。先ほど紹介した、宛名を手書きにするのが理想的な方法ですが、部数が多いと大きな負担となってしまいます。
その場合は、手書きに近いフォントを活用するなどして、お客様に親近感をもってもらえるよう工夫してみましょう。
DMでも大切な「おもてなし」の精神
業務の効率化は、DMを作成するうえでのおおきなメリットのひとつ。しかしDMの中身やデザインまで効率化してしまっては、印象が薄くなってしまい、逆効果になります。DMを作成するときにイメージしたいのは、「おもてなし」の精神。
一般的には、ホテルや旅館で頻繁に使われる言葉ですが、「お客様が受け取って嬉しいDMとは?」という視点に立つことで、自然と手間のかかったアイデアが生まれてきます。DMの作成をする際は、「おもてなし」の精神でアプローチしてみましょう。
発送代行は開封率アップにつながる一手
発送代行業者を利用するのも、開封率を高めるための助けとなります。
>>DM発送代行会社の選び方をチェック
業種や目的にあった最適な提案をしてくれる
DMは業種や目的によって、封筒のサイズや素材・デザインの方向性など、意識したいポイントに違いがあります。発送代行業者では、蓄積されたノウハウをもとに、開封率アップにつながる最適な提案をしてくれます。自分達がアピールしたいポイントが決まったら、発送代行の担当者に相談してみるのもおすすめです。
アイデアを受け取ってくれる業者を選ぶ
DMの発送代行業者を選ぶ際は、提案したアイデアを形にしてくれる業者を選ぶことも重要です。おなじコストでDMを作成できるなら、自分達のもっているアイデアを担当者に提案してみましょう。
個別のニーズに応えてくれる業者は、しっかりとしたコミュニケーションをとれる点からも魅力的。業務をスムーズに進めるためにも、きちんと向きあってくれる業者を選んでみましょう。
封入作業や発送ならジブリック
DMの封入や発送には、時間やコストが大幅にかかりますので、限られた期間内に大量のDMを発送するのは、非常に大変な作業です。低コストですばやく発送するなら、ジブリックの発送代行サービスがおすすめです。サービス内容はDMの封入・発送から検品まであらゆるニーズに対応しています。リーズナブルな価格で大量発送が可能なので、ぜひ一度ご相談ください。
著者: ジブリック
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